aL Base【アエル ベース】中風森滋 個展揺れるまで揺られない様

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中風森滋 個展【aL Base(アエル ベース)】

この度、作家 中風森滋の個展「揺れるまで揺られない様」を開催します。

彼は、キャラクターをモデルに絵を描いていますが、描く際にはその容姿よりも線の中にある存在感に注力しています。

本展では、キャンバスに描かれたキャラクターの存在感を、2種類の線を使い分けて表現した作品をご覧いただけます。

その線の描き方には工夫が凝らされており、キャラクターの息吹を感じていただけることと思います。

皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

アーティスト情報

中風 森滋NAKAKAZE Shinji

中風森滋は、キャンバスにキャラクターを描くアーティストである。
彼が描くキャラクターは落書きから始まり、頭の中にある幾重にも重なる線から具体的な形を成していく。
そして、その線を拾い上げ紙からキャンバスへと移し、キャラクターに息吹を吹き込むのだ。
彼にとってキャラクターとは、自分の内面的セルフポートレートであり、複雑な感情や矛盾といった自分の弱さを表現する手段でもある。

彼は幼少期から漫画を描いており、キャラクターを描くことは彼にとって自然なことだった。
カオスラウンジの存在を知り、アートに興味を持ち、美術を本格的に始めることを決意した。
彼が描くキャラクターの原点でもある落書きは、現実世界のスピードに追いつけない彼の頭を整理するための手段である。
キャラクターを何時間も落書きする中で、キャラクターの線が自由に動き出す感覚に包まれる。

そして、そのキャラクターに誘われるように、彼は何度もキャンバスに向かい、絵を描き続けている。

主な展示会add_circle

2023年
「揺れるまで揺られない様」 (aL Base, 東京)
「grid2」 (biscuit gallery, 東京)
「StarT.」 (aL Base, 東京)
2022年
「苦みを添加する」 (biscuit gallery, 東京)
「ゆうだち」(新宿眼科画廊, 東京)
「第70回東京藝術大学 卒業・修了作品展」 (東京藝術大学, 東京)
2020年
「MITSUKOSHI×東京藝術大学 夏の芸術祭2020」 (日本橋三越, 東京)
2019年
「art.0 芸術と都市の誕生」ライブペイント (大手町プレイス・ウエストタワー, 東京)
「藝大アーツイン丸の内2019」オークション会 (丸の内丸ビル, 東京)
2018年
「BE MY BABY」 (東京都美術館, 東京)
2017年
「無二無二」 (3331, 東京)
2015年
「蔵コレ」 (東京藝術大学, 東京)
「家」 (取手, 茨城)