aL【アエル】作家一覧List of Artists
aL(アエル)ギャラリーで展示販売を開催したアーティスト一覧
会期終了後に、いつでもギャラリー aL Base(アエル ベース)で観て、購入できる K.aL(カエル)取扱作品は各作家ページに掲載してありますのでご覧ください。
V.aL(バエル)参加アーティスト
福岡 ゆらりFUKUOKA Yurari
1998年愛知県出身、神奈川県在住。作家。
人間の心・感情に興味があり、その根本と考える深層に渦巻く無意識を描いている。 何色でもないようで何色でもある繊細な色彩と、具象と抽象のはざまの儚くて曖昧な表現が特徴。

k:soul:y a.k.a YANk:soul:y a.k.a YAN

筒井 文那TSUTSUI Fumina
静岡県出身。
東京工芸大学卒業。
幼い頃から絵を描くことが好きで、ずっと描き続けてきました。多岐にわたる趣味に没頭してきましたが、絵に対する情熱が長く続いていました。
以前は精神的に不安定な時期があり、不安な時ほど良い絵が描けると感じていたのですが、克服するにつれて絵をあまり描けなくなっていきました。そんな時、お話を作ってそれに基づいて描くことを思いつき、今のスタイルに至ります。近年は、祖父や一緒に暮らしていた犬や小鳥が相次いで亡くなったことも大きく影響しており、元々死について描くことが多かったのですが、死や生、記憶や存在など、以前よりも広い世界を描くようになりました。
作品に対するこだわりとして、かわいさと寂しさ、悲しさのバランスに気を付けています。特に力を入れているところとして、顔のパーツの位置についても、かわいさを追求するために何度も描き直し、調整しています。顔のバランスについては、アメリカの画家マーク・ライデンから大きな影響を受けました。
作品の中に、寂しさと悲しさを含ませていますが、それらをかわいさで包み込んでいます。私の作品を見て下さる方には、かわいさの部分に隠れている寂しさや悲しさを見つけてほしく、そして胸の奥にキュッとした痛みを感じてもらいたいのです。

Ken Shiraishi白石 健
兵庫県神戸市出身。
幼少期より絵を描き始め、2022年に渡米先のニューヨークで、
自由な文化やクリエイティブな街並みに感動し、アーティストとして活動を開始。
自分が見た風景や感じた雰囲気を作品として残すことをテーマとしており、
作風やジャンルに縛られず、その時々において、自身の心情を表現する上でベストなものを探している。

榎本 もあENOMOTO Moa

カトウKato
主に抽象的な作品を描くことと描かないことを考えながら描いている。
また、絵と物理的動きの関係や「意味すること」「選択すること」などにも興味し、考え制作を行なっている。

雨水AMAMIZU
神奈川県出身。
絵画のような質感と青を基調とした写真作品を制作する。
2023年より国内外の展覧会に参加し、国立新美術館、福岡アジア美術館のほか、ロサンゼルスやニューヨーク・タイムズスクエアなどでも作品を発表。現在も精力的に活動を続けている。

万 糸吉Mayu
“存在をなぞる”という言葉をテーマに、少女や景色を構成し、シルクスクリーンなど版画を用いて表現する。
“存在をなぞる”とは、画面や紙という二次元の世界に彼女たちが実在したならば、と自身の記憶や景色の中へと落とし込み、鉛筆のドローイングと写真を組み合わせることで、少女の存在する景色を表現することである。それは日常の景色で、不意にみたときに思い出す朧気な記憶、残像である。
版画で制作していることは、直接描く絵画とは異なり、いくつもの工程を挟むことで、少女の存在が自分にとって遠いところにあることを表している。
特にシルクスクリーンでは、版を解体(解版)する為、版が残らない。紙の上に刷られた彼女たちがインクの残像としてだけ残る。私と少女の間では、距離が縮まらない追いかけっこをしているように感じている。

あおきさとこAOKISATOKO
あおきさとこの作品は、感情・音・匂いなどの「目には見えないもの」をテーマにしている。
“具象と抽象の間”を行き来するような不思議な線画は、作家の脳内で日々溢れてくる“騒音”が元になっており、変動し続けるそれらは、見る度に発見があって飽きさせない。
騒音というネガティブだったものも、アートとして表現するとポジティブな “想音” へと変わっていく。
その独特な世界感を通じ、心持ちが前向きになれるような物語性を感じられる作品をつくり続けている。
近年では、アクリル絵具にキャンバス地という絵画ではポピュラーな素材を用いて、友禅染のような線描や、染め特有のぼかしや絞りを再現する等、染めている時に感じた「染色の良さ」をふんだんに盛り込んだ作品をつくっており、それは元染色作家として、染色の“概念”に焦点をあてた「染めずに染色を表現する」という新しい試みである。

村松 歩実MURAMATSU Ayumi
幼い頃から書を学び、今現在まで書と共に生きてきました。
学生時代には「上手さ」を追求していましたが、大人になり、師匠が教室を閉じたのを機に、自らの書道を模索する制作活動が本格化しました。
そのテーマは「循環」。書を通じて人や地域とのつながりを深め、社会課題の解決や心豊かな世界の実現に寄与することを目指しています。作品では自然素材を生かしつつ進化を感じさせる表現を追求し、字と余白、思考と文字といった二極を通じて世界のつながりを表現しています。

遊凪yuna
広島県出身。長崎大学水産学部卒業。
幼少期から海に魅了され、特に穏やかな瀬戸内海からは豊かなインスピレーションを受けている。作品は海の「揺らぎ」に焦点を当て、その無限の変化を、作品を通じて表現することを目指している。
幼少期から絵を描くことは大好きだったものの、思春期を迎えると人前で描くことに抵抗を感じはじめ、人知れず描く時期を過ごしていた。
そこから約10年の歳月が経ち、コロナ禍の中での自宅滞在期間が始まったころ、自分にもできる何かがあるのではないかと考え、再び絵を描くことに挑戦。
SNSを通じて作品を発信することで、自らの創作物を他者と共有する勇気を得ることができ、これが絵を描くことの再出発となった。

びねつBINETSU
ピクセルアーティスト。東京都在住。
2020年よりなつかしさとおちつきをテーマに1bit(2色)のスタイルで作品を作り始める。 ピクセルを「個」に、それぞれの関係性を自他の関わりに見立て、作品には人の営みを反映している。

朝倉 健太ASAKURA Kenta
福岡県出身。22歳。
役者として劇団四季やドラマ作品に出演を経て、「自己表現」の追求を目指し、2021年から本格的にアーティスト活動を開始する。

新埜 康平ARANO Kohei
東京生まれ。東京を拠点に活動し、展覧会などを中心に参加している。
ストリートカルチャーや映画の影響を受け、仮名の人物や情景、日々の生活に根差した等身大のイメージをモチーフに制作。余白やタギング(文字)の画面構成等、様々な絵画的要素を取り入れ、日本画×ストリートをテーマに制作。

四宮 スズカSHINOMIYA Suzuka
「姿勢」と呼称する造形的形態や距離の状態を用いた絵画作品から始まり、「流れ」をテーマとしたドローイングシリーズ、塩によって生成的に生み出される絵画や植物によって「不可視な進行」を取り上げたオブジェなど幅広い制作を行っている。
いずれの作品も「世界の根源と接続する」という四宮スズカの制作への姿勢から生じたものであり、鑑賞行為においても主客を排した状態を志向している。

若松 琉夏WAKAMATSU Runa

作品展示アーティスト(50音順)
相沢 僚一AIZAWA Ryoichi
美術作家。
主に絵を描きつつ技法にとらわれない表現に向け制作している。現在、「モノは全て永遠には残らない」という自らの考えを基に植物に絵具を垂らしたり、死んだ飼い犬を象った陶芸作品などを制作している。
阿部 泉ABE Izumi
1999年、岡山県生まれ。
多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科在学中。
有坂 水面ARISAKA Minamo
武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科在学。
主に「かわいい」をテーマに、平面、立体作品など様々な媒体で制作しています。 ここでいう「かわいい」は個人的主観によるものではなく、常に世の中を俯瞰し「かわいい」の様々なコンテクストを考慮しながら、現代のかわいい文化、オタク文化、サブカルチャーを表現しています。
安齋 茉由ANZAI Mayu
1999年生まれ福島県出身。
現在は女子美術大学大学院前期課程・洋画に在学し、神奈川県を中心に制作を展開している。 「自身が日常生活の中で性別や社会という枠組みにいて、息苦しさを特に強く感じた2020年をきっかけに、「自由」というテーマを作品で扱いたいと考えるようになった。無意識に描き続けた落書き、公園で描くドローイングに、「自由」というテーマを表現できる可能性を感じ、ドローイングのような人物と、田んぼのイメージをあえてキャンバスへ油彩と鉛筆、木炭で描いた「free park」シリーズ等を展開している。自由とは何か、自身と見る人に問いかけていきたい。
飯田 美穂IIDA Miho
愛知県名古屋市生まれ。
名古屋芸術大学洋画2コース卒業、京都造形芸術大学大学院(現・京都芸術大学)油画コース修了。
現在、北名古屋市内にある共同スタジオを拠点に絵画を主に制作活動中。
主に名画をモチーフに油彩画を描く。ヒトが価値あるものとして、意図的に遺してきたものの意味と、それを引き継いでいくことの意味を考えながら、絵とは何か、なぜヒトは絵を描くのかについて考えている。
伊丹 小夜ITAMI Sayo
今は、彩度の低い愛を書きたいな、と思っています。
井上 息吹INOUE Ibuki
自分であって、同時に誰でもない、存在しているかしていないか曖昧な人間意識しながら絵を描いて
います。
絵のテーマは様々ですが、テーマはいつも自分のパーソナルな部分から出てくるものなので、
その時の感覚を人に共有するつもりで描きながら、自分のことを全て見透かされるのが怖いので、同時
に少し自分自身の出来事から遠ざける感覚で絵を描いています。
上田 健太UEDA Kenta
福岡県福岡市出身、絵画を志したのは高校卒業直前直後の出来事でした。そこからのめり込み、挫折を乗り越えて昨春念願叶った進路に進む事が出来、アトリエを油まみれにしています。
クラシックなデッサンや空間、陰影や構成技量を求めつつもポストモダン以降の現代における絵画の意味を探りながら広く一般に絵画的表現の自由闊達さを浸透させる事が本望。
しかしそれ以上に今見てくれるあなたが豊かに絵画を楽しめる絵を描く事を目標に。
OtadaOtada
東京生まれ 多摩美術大学絵画科油画専攻4年。
イラストや漫画などに強く影響を受けた、少女キャラクターを用いた絵を描いている。
私にとってキャラクターは誰でもないけど絵の中に居てくれる、近くに居てくれる存在で、自身の記憶や感情やコンセプトを伝えてくれる最も中立な役者的存在としても捉えている。
日々の何気ない記憶や世界に対する違和感を彼らを通じて絵にしている。
オノユウコONO Yuko
1997年岡山県出身。
京都精華大学イラスト学科卒。
現実逃避を目的にここではないいつかどこか、そこにいる何かたちを描きます。
金澤 シュウKANESAWA Syu
「コンタクター」という架空の生命体を陶芸の素材を用いて発表。現在はコンタクターを題材とした絵画制作にも取り組み、表現の幅を広げている。
ネットが普及しSNSが盛んな現在でも尚、人間同士は簡単に通じ合うことは難しいという思いから、コンタクターは他者と作者である私自身を繋ぐ存在(キャラクター)として、人々がより身近に感じる漫画やアニメといったポップカルチャーを軸にしている。
川島 桃香KAWASHIMA Momoka
2000年生まれ。
私は死なないために制作を行っている人間です。「死なないこと」は「帰納法」であり、「生きること」とは「演繹法」であると考え、その中での精神を加味した生命活動について「訣別の要求」とし、可視化しています。
「おはなし」と「きもち」の狭間の作品から、一方では観者における死への意識を濃くし、一方では観者が自己投影することで死の意識が薄らぐ作品を目指しています。
また、演劇を10年継続しているバックグラウンドから、アートにおける演劇および、「演劇性」についての取り扱い方についても近年課題として取り組んでいます。
勘坂 隆裕KANZAKA Takahiro
東京生まれ。多摩美術大学絵画科油画専攻卒。興味の有無に関わらず、善し悪しに関わらず、積極的に触れて経験を積む事が人生をより豊かにするはず。自分の絵を通して誰かの人生が豊かに出来れば嬉しい。
Gao BinbinGao Binbin
私の「萌え虎シリーズ」やその他の小動物シリーズには、宋画の趣が込められています。
形や構造の扱いにおいて宋画から多くを学びながらも、技法や表現、形に対する私自身の理解や追求も大きく反映されています。
私は特に、絵の中の小動物たちに個性的な表情を与えることを好みます。それによって、小動物たちは独自の個性を持ち、私自身の美的感覚や主観的な感情、寓意的な意味が表現されているのです。
伝統的な美学の考え方、たとえば「創造を控え、精神を動かす」「魅力を伝える」「気分を創造する」といった理念は、芸術の本質が心の再現にあることを物語っています。私の描く小動物たちのイメージが、ただ視覚的に楽しめるだけでなく、心にも喜びをもたらすものであってほしいと願っています。
絵は、私とあなたをつなぐ媒介です。鑑賞者は、それぞれのイメージを自由に解釈できる一方で、それらのイメージは私自身の内なる感情を表現したものであり、私とあなたの対話の手段でもあります。
あなたが私の絵の中に、個性豊かで興味深いイメージを見出してくれることを願っています。そして、それは私自身が絵のイメージと同様に、個性豊かで興味深い存在であることの証ともなるでしょう。
黒﨑 力斗KUROSAKI Rikito
大学でイラストレーションやアニメーションを学び、表現の幅を広げる中で、絵画やインスタレーションといった異なるメディアへと展開。現在は、「消費」をテーマに作品を制作している。
情報化の進展により、現代社会ではあらゆるコンテンツが絶えず消費されているが、特にソーシャルメディア上でのみ作品が消費され、搾取される現状に問題を感じている。
作品に登場するアニメキャラクターは、消費社会における象徴的な存在であり、キャラクターを通じて、消費のプロセスとそれが現代社会に与える影響を探求している。制作においては、モチーフとして扱うアニメキャラクターの特徴や要素を正確に保ち、その魅力が損なわれないよう細心の注意を払っている。
こうのあすみKOUNOASUMI
線を引くことの気持ちよさ、画面に引かれる線の美しさを探求して絵を描いています。
佐川 梢恵SAGAWA Kozue
2020年に女子美術大学ヴィジュアルデザイン専攻を卒業。飲食店等でアルバイトをしつつ絵を描く(主に人間、もしくは人間の型をした生き物の絵を描く)。
獅子野あんころSHISHINO Ankoro
生き物や民俗学、音楽を好んでいます。主に自然や社会問題、民俗学をテーマとして制作しています。人々が忘れつつあるものを、作品を通して誰かに伝えられたらと思います。
スズキシノブSUZUKI Shinobu
革小物職人としてのキャリアを活かして「つかいすて」ではなく「のこるもの」を目指し、2020年よりレザーカービング(革彫刻)やカット&ペースト、染色、ペイント、立体造形などをミックスした手法を駆使したレザーアート作品を発表している。
革とは「外皮」であり、外部と内部の「境界線」であると考える。その特性を帯びた革作品もまた、「境界線」であると捉え、作品を通じて外部である「世界」と内部である「ワタシ」を結びつけ、「存在」を見つめる契機となること目指している。
芹澤 美咲SERIZAWA Misaki
埼玉県生まれ。
東京学芸大学 美術専攻 石井研究室所属中。
繊細な感性で心の動きを丁寧に汲み取り、表出されるまでを描く。 油絵を中心に写真や立体、言葉での表現を模索している。
高橋 ヨシTAKAHASHI Yoshi
高橋ヨシは主に絵画作品を中心とし、キュビズムのように分解されたキャラクターを記号として再構成した画面が特徴です。
色彩においてはグレー調を特色とし、空や雲など刻一刻と移りゆくあいまいな色彩を捉えようとしています。また、主なモチーフとなるキャラクターは天使やケルベロスなど、神話に登場する架空の生き物たちです。
高橋ヨシは「あいまいな存在や感情」をテーマとし、死者や遠くの存在との対話を絵画において表現しています。学生時代に親しい友人の相次ぐ死に直面し、以来存在しなくなった彼らについて、または遠くにいる友人や他者について考えながら制作をしています。
高橋ヨシが扱うキャラクターたちは遠い人々との媒介者として、また画面の中では色彩の媒介者として位置づけています。これらの媒介者を分解し画面上で再構成した形態は、我々の視覚の中でキャラクターとして再度浮かび上がり、その情景や感情などが私たち自身の内に立ち現れてくるのです。
ダーヤマ佰彩DA-YAMAHAKUSAI
多摩美術大学を卒業後はアニメーター業に従事し、その後作家へ転身。薬のシート(PTPシート)と自身のイラストを融合させたアート作品を制作している。
竹馬 紀美子CHIKUMA Kimiko
1960年以降アメリカでの「ポップ・アート」に影響を受け、現代日本の少女、漫画、アニメ、グラフィティ等の表現方法を使用し、作品に落とし込んでいる。
「ポップ・アート」が欧米のアートシーンを賑わせたが、現代日本の表現方法による作品でその後を示して行ければと考えている。
月乃 カエルTSUKINO Kaeru
中風 森滋NAKAKAZE Shinji
中風森滋は、キャンバスにキャラクターを描くアーティストである。
彼が描くキャラクターは落書きから始まり、頭の中にある幾重にも重なる線から具体的な形を成していく。
そして、その線を拾い上げ紙からキャンバスへと移し、キャラクターに息吹を吹き込むのだ。
彼にとってキャラクターとは、自分の内面的セルフポートレートであり、複雑な感情や矛盾といった自分の弱さを表現する手段でもある。
彼は幼少期から漫画を描いており、キャラクターを描くことは彼にとって自然なことだった。
カオスラウンジの存在を知り、アートに興味を持ち、美術を本格的に始めることを決意した。
彼が描くキャラクターの原点でもある落書きは、現実世界のスピードに追いつけない彼の頭を整理するための手段である。
キャラクターを何時間も落書きする中で、キャラクターの線が自由に動き出す感覚に包まれる。
そして、そのキャラクターに誘われるように、彼は何度もキャンバスに向かい、絵を描き続けている。
なかのあNAKANOA
神奈川県在住。
中学生の時からイラストレーションに興味を持ち始め、徐々にイラストレーターとしての仕事もするようになる。
現在は多摩美術大学グラフィックデザイン学科在学中。
大学に通いながらデジタルイラストレーションを中心に制作しているが、今回の展示ではアクリルガッシュを用い、アナログの表現に挑戦した。
女性キャラクターやリボン、フリルといった装飾など、可愛くて繊細で華やかなモチーフを描くことが好き。最近は色の使い方を試行錯誤している。
七五三NAGOMI
木版画や色鉛筆でイラストレーションを制作しています。
NIBBNIBB
静岡県、東京都出身。
波多野 小桃HATANO Comomo
濱田 むぎHAMADA Mugi
魔法使いという設定の架空の少女と、その周りの人物や環境をテーマに制作する。自身の何気ない体験を架空の世界のモチーフに反映させていくのと同時に、物質としての絵画の追求を行い、創作されたキャラクターの新しい在り方を模索している。
林 ホノカHAYASHI Honoka
おもちゃ・雑貨の企画デザイナーとして勤務後、作家活動を開始。
現在は作品制作・デザイン業を中心に国内外の展示に参加。
両親の影響で海外とのつながりが身近にある環境で育つ。
しかし10代になってから幼少期に海外で向けられたジェスチャーが差別的な意味だった事に気付きショックを受ける。
モチーフとして多用する〈お面・仮面〉は、古来より神や精霊・動物の神格などが宿るとされ、 日本を含め世界各国で親しまれ続けている。
同時に、自身の葛藤のひとつとも考えられる 顔の作り・表情・人種・性別などの視覚的要素を隠す。
作品は主に、半立体的な独自の手法で制作。平面でもなく立体でもない、二次元(キャラクター)でもなく三次元(人)でもない。
どこにも所属できない・させられない空間を作り出し、自身のようにはみ出した存在を描く。
東 春予HIGASHI Haruyo
2018年京都造形芸術大学を卒業後、作家活動を開始する。
漫画の1コマあるいは1ページを、物語に回収される 一部分としてではなく、独立した一瞬そのものとして一枚の絵画に提示することをコンセプトにしている。
藤城 嘘FUJISHIRO Uso
ポップカルチャーと現代美術を融合させ、『キャラクター』を軸に独自の絵画世界を築く画家・美術家。1990年東京生まれ、東京在住。日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業。
日本人の母と香港人の父のもと、幼少期からマンガ、アニメ、ゲーム、インターネット文化に親しみ、キャラクターをモチーフとした落書きやマンガ風の絵を描くことを好んだ。その後、ポップカルチャーと近現代美術への関心を深め、現代絵画の領域で活動を開始。
キャリア初期の2007年頃から、インターネット文化に着想を得たドローイングや絵画を制作。同時代のアニメやイラスト、インターネットミーム、装飾や紋様といった要素を融合させ、「ポストポップ」のコンセプトの元で独自の作品を生み出す。2011年以降は、東北や瀬戸内の芸術祭への参加を機に、自然科学や美術史上のモチーフへと着想源を拡張し、キャラクターと融合させた風景画を描く。
また、SNSを通じて出会ったアーティストと協働し、「ポストポッパーズ」、「カオス*ラウンジ」、「キャラベスク」などの展示を企画。多様な創作物を組み合わせ、鑑賞者と共に現代社会の文化や記憶への新たな視点が生まれる空間を目指す。
ふなこしはじめFUNAKOSHI Hajime
2000年生まれ。
愛の繁栄をテーマに絵を描いている。
牧 聖一朗MAKI Seiichiro
子どもから大人まで、すべての隔たりを超えて、ひとりでも多くの人に楽しんでもらいたい。
作品制作をはじめて1年が経とうとしていますが、いまも変わらない想いです。
私にとって作品を描き、発表するということは、単に自身を表現することではなく、作品を通して、世の中とコミュニケーションを図ることだと考えています。
私たちが生きる現代社会は、毎朝強制的に身体を起こし、夜になれば繁華街を賑わせ、安らぐ間などありません。さらには、1日の平均スマホ利用時間が7時間を超え、下を向いて生活することが日常化した現代において、夜空を見上げる機会は、ほとんどなくなりました。
DOTSTARSは、白い点が黒く光って見える目の錯視効果を「星の輝き」に見立て、美しき地球の奇跡の夜を描きました。
目の錯視効果を楽しむことはもちろん、まるで本当の星を眺めるように心を安らいだり、しばらく会えていない人のことや、自然との共生について考えるきっかけとなれば幸いです。
MARINO.MARINO.
Margaret LauMargaret Lau
ケンブリッジ大学建築学部を卒業し、ロンドンのフォスター・アンド・パートナーズに所属していた経歴を持つ、英国建築家登録機構(ARB)認定の建築家です。
現在はフリーランスのアーティストとして活動しながら母親業もこなし、昔懐かしいお菓子や現代の人気スナックをリアルに描く作品を制作しています。
これらの作品は、見る人に幼い頃の思い出を呼び起こさせ、静物画ならではのひとり時間や、心と体を満たしてくれる親しみ深い存在の心地よさを思い出させてくれます。多くの作品は、近年の外出制限や渡航制限のなかで制作されました。
宮下 卓己MIYASHITA Takumi
1998年東京都生まれ。
2021年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科クラフト専攻陶磁コース 卒業。
2022年多治見市陶磁器意匠研究所 セラミックスラボ 卒業 。
ムラタナナMURATANANA
ももえMOMOE
アートを続けるべきか悩んでいた時期に、友人から「楽しめる未来を選ぶべき」とアドバイスを受けたことがきっかけで、アーティストの道を選びました。
特に「キャラクター絵画」に強い影響を受けており、友人に誘われ見た展示やたまたま足を運んだアートフェアでそういった作品をみたことが、作品制作の契機となりました。
作品制作においては、多様な素材や技法を駆使し、キャラクターと表現が調和するスタイルを心掛け、面白さや説得力を視覚的に伝えることを常に重視しています。
新しい表現方法やアイディアを常に追求しており、見る者に驚きと共感を与える作品を生み出し続けています。
山田 太郎YAMADA Taro
2001年生。
絵画とデジタルイラストの領域を行き来しながら、キャラクターと風景を用いた表現を特徴とする。 実際に足を運んで訪れた場所をモチーフとすることがほとんどである。 作品にはセンチメンタルな色合いがあり、私小説的な世界観を描く。
limelime
日常的に遭遇する些細なひっかかりや、記憶に残る出来事をテーマに主に油彩で制作しています。
渡辺 おさむWATANABE Osamu
本物そっくりのカラフルで精巧なクリームやキャンディ、フルーツなどを用いたインスタレーションや現代アート作品を制作する現代美術作家。
スイーツデコの技術をアートに昇華させた第一人者。