レイヤー散策
シルクスクリーン
万 糸吉 個展
本展では、シルクスクリーンの技法を中心に、「レイヤー」というテーマに注目した作品を展示いたします。
作品には、版を重ねることで生まれる心情的、物理的な距離や、窓に写り込む景色のように記憶や存在が重なり合う様子が描かれております。レイヤーの層の中に潜り込む感覚を“体験”してください。
“存在をなぞる”という言葉をテーマに、少女や景色を構成し、シルクスクリーンなど版画を用いて表現する。 “存在をなぞる”とは、画面や紙という二次元の世界に彼女たちが実在したならば、と自身の記憶や景色の中へと落とし込み、鉛筆のドローイングと写真を組み合わせることで、少女の存在する景色を表現することである。それは日常の景色で、不意にみたときに思い出す朧気な記憶、残像である。 版画で制作していることは、直…