レッドモンスター
Otada
紙に水彩
Otada&辻宣 2人展
人が抱く欲や違和感は、「変わりたい」という思いとなって、やがて形を求めはじめます。
本展では、怪獣や美少女というイメージを通して、そうした欲が姿を持った“しるし”を提示します。スケッチから作品へと至る過程も含め、変身への憧れや揺らぎを、二人の表現として共有する展覧会です。
東京生まれ 多摩美術大学絵画科油画専攻4年。 イラストや漫画などに強く影響を受けた、少女キャラクターを用いた絵を描いている。 私にとってキャラクターは誰でもないけど絵の中に居てくれる、近くに居てくれる存在で、自身の記憶や感情やコンセプトを伝えてくれる最も中立な役者的存在としても捉えている。 日々の何気ない記憶や世界に対する違和感を彼らを通じて絵にしている。
幼少期より、己とは異なる力の象徴として「怪獣」という存在に強く惹かれてきた。 それは単なる憧れではなく、自らの境界を越えたいという衝動の記憶でもある。 硬化と変質を重ね、時間とともに姿を変える石粉粘土を媒介に、幼少期の憧れを自身を投影した偶像として形にし、“怪獣を纏った自己”を彫り出している。