藤城 嘘FUJISHIRO Uso
ポップカルチャーと現代美術を融合させ、『キャラクター』を軸に独自の絵画世界を築く画家・美術家。1990年東京生まれ、東京在住。日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業。
日本人の母と香港人の父のもと、幼少期からマンガ、アニメ、ゲーム、インターネット文化に親しみ、キャラクターをモチーフとした落書きやマンガ風の絵を描くことを好んだ。その後、ポップカルチャーと近現代美術への関心を深め、現代絵画の領域で活動を開始。
キャリア初期の2007年頃から、インターネット文化に着想を得たドローイングや絵画を制作。同時代のアニメやイラスト、インターネットミーム、装飾や紋様といった要素を融合させ、「ポストポップ」のコンセプトの元で独自の作品を生み出す。2011年以降は、東北や瀬戸内の芸術祭への参加を機に、自然科学や美術史上のモチーフへと着想源を拡張し、キャラクターと融合させた風景画を描く。
また、SNSを通じて出会ったアーティストと協働し、「ポストポッパーズ」、「カオス*ラウンジ」、「キャラベスク」などの展示を企画。多様な創作物を組み合わせ、鑑賞者と共に現代社会の文化や記憶への新たな視点が生まれる空間を目指す。
略歴
- 2020年
- 「VOCA2020」入選(上野の森美術館,東京)
- 2015年
- 日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業
aL展示・販売会
- 2025/6/27〜2025/7/6
- 空間彩添 2025『空間彩添』 開催中
- 2023/7/14〜2023/7/23
- 空間彩添『空間彩添』
主な展示会
- 2025年
- 「せいらん」(新宿眼科画廊, 東京)
- 個展「Eyes over the horizon」(Miaki Gallery, 東京)
- 「散らかしガーデンプレイス」(スタジオ コウシンキョク, 東京)
- 2024年
- 「FACES」by NIGHT OUT(America-Bashi Gallery, 東京)
- 「大きい絵展」(新宿眼科画廊, 東京)
- 個展「RE:POSTPOP」(pie, ソウル)
- 「芸術の植生」(徳島城博物館, 徳島 / ギャラリー リブ・アート, 松山)
- 2023年
- 「人形と仮想」(Miaki gallery, 東京)
- 2022年
- 個展「ルーズリーフ」(スタジオ コウシンキョク, 東京)
- 「キャラべスク」 (日和坂アート研究舎, 石巻)
- 2020年
- 「VOCA展2020」(上野の森美術館, 東京)
- 2019年
- 「TOKYO2021 un/real engine −− 慰霊のエンジニアリング」(TODA BUILDING, 東京)
- 2018年
- 「「絵と、」vol.2 藤城嘘」(ギャラリーαM, 東京)
- 「カオス*ラウンジ新芸術祭」(いわき市, 福島)
- 2017年
- 「Reborn-Art Festival2017」(石巻市, 岩手)
- 「カオス*ラウンジ新芸術祭」(いわき市, 福島)
- 2016年
- 「瀬戸内国際芸術祭2016」(女木島, 香川)
- 「カオス*ラウンジ新芸術祭」(いわき市, 福島)
- 2013年
- 「芸術係数プレゼンツ「キャラクトロニカ」」(EARTH+GALLERY, 東京)