作品には、できれば文章があったほうがいい。
もともとの始まりは、そんな少しIT的な考えからでした。
作品についての言葉があることで、その作品を見た人にとっての情報が増える。それはWebサイトに掲載したときにも、検索やSEOという意味でプラスになる。
だから、作品ごとにコラムを書いてもらおう。
ここまでは、わりと普通の発想でした。
でも、せっかく作品について書いてもらった言葉を、ただ紙に印刷して作品の横に置くだけでは、なんだか面白くない。
作品のイメージから受けたインスピレーションと、もう少し「aLらしい何か」を加えたい。
そこで出てきたアイデアが、作品コラムを封書にすることでした。
封筒を手に取って、封を開けて、そこではじめて作品についての言葉を読む。
作品を見るという体験の中に、もうひとつ小さな体験をつくれたら面白いんじゃないかと。
そして、もうひとつ。
単純に、中世の手紙のような蝋で封をした封書を使ってみたかった。
だって、素敵じゃないですか。
そこまで決まると、
「じゃあ、この蝋を留めるハンコも作家オリジナルのデザインにしたい」
となってしまう。
当然、その分だけ手間も費用も増えていく。
必要かどうかだけで考えたら、たぶん必要ない。
でも、思いついてしまったら、もう少しやってみたくなる。
そんなふうに、当初の目的から少しずつ余計なものが増えていくのも、aL流なのかもしれません。
企画・文:aL
構成・編集協力:ChatGPT