aL Base【アエル ベース】LEMON⇔ORANGE林ホノカ 個展
- 会期
- 2025-07-18 13:00 〜 2025-07-27 18:00
- 営業時間
- 平日:13:00〜20:00
- 土日祝:11:00〜18:00
16 日 と7 時間 48 分後に開催
仮面をつけた子どもたちを描き続けてきたアーティスト、林ホノカは、それらを「誰にも傷つけられないためのお守り」として表現してきました。
仮面は外の世界とのあいだに境界をつくり、自分自身を守ると同時に、他者との距離をそっと測る装置として機能してきたようにも見えます。
本展では、そうした仮面の“内側”にある感情に目を向けています。
これまで言葉にすることが難しかった想いや、日々の中で少しずつ揺れ動く気持ちをすくい取り、絵画として立ち上げようとする試みです。
たとえば、心をやさしく包み込むような、オレンジのようなあたたかさ。
あるいは、ふとした瞬間に胸をつく、レモンのようなほろ苦さや酸味。
そうした感情の温度差や輪郭の曖昧さを、画面の中に丁寧に描き出しています。
過去の作品とあらためて向き合いながら、仮面の「外」と「中」を行き来するように描かれた今回の新作群は、自分の本音や弱さと静かに向き合おうとする意志をにじませており、林ホノカの表現におけるひとつの転機とも言える内容となっています。
作家情報
林 ホノカHAYASHI Honoka
おもちゃ・雑貨の企画デザイナーとして勤務後、作家活動を開始。
現在は作品制作・デザイン業を中心に国内外の展示に参加。
両親の影響で海外とのつながりが身近にある環境で育つ。
しかし10代になってから幼少期に海外で向けられたジェスチャーが差別的な意味だった事に気付きショックを受ける。
モチーフとして多用する〈お面・仮面〉は、古来より神や精霊・動物の神格などが宿るとされ、 日本を含め世界各国で親しまれ続けている。
同時に、自身の葛藤のひとつとも考えられる 顔の作り・表情・人種・性別などの視覚的要素を隠す。
作品は主に、半立体的な独自の手法で制作。平面でもなく立体でもない、二次元(キャラクター)でもなく三次元(人)でもない。
どこにも所属できない・させられない空間を作り出し、自身のようにはみ出した存在を描く。
経歴
- 同志社女子大学情報メディア学科卒
- Independent Tokyo 2022 審査員特別賞(高橋正宏賞・吉田広二賞)受賞
主な展示会add_circle
- 2023年
- 「三人展・記憶のコラージュ」 (MASATAKA CONTEMPORARY, 東京)
- 2023年
- 「Now You Know! Vol.3」 (Whismy Works, 台北)
- 2023年
- 「STA Exhibition 2023 In Shibuya Scramble Square」 (+ART Gallery, 東京)
- 2023年
- 「A4 WALL MATSUYA GINZA」 (松屋銀座, 東京)
- 2022年
- 「HOMMAGE」 (Sansiao Gallery, 東京)
- 2022年
- 「STYLE WARS in Seoul」 (Afternoon Gallery, 韓国)
- 2022年
- 「A4WALL MATSUYAGINZA」 (松屋銀座, 東京)
- 2022年
- 「個展 NO THE SAME」 (ARTHOUSE, 大阪)
- 2022年
- 「STYLE WARS」 (KATSUMI YAMATO GALLERY, 東京)
- 2022年
- 「Independent Tokyo 2022」 (東京ポートシティ竹芝)
- 2022年
- 「アートプロジェクト・EBUNE」 (EARTH, 大阪)
- 2022年
- 「在我眼中_within me」 (台北市中山堂, 台北)
- 2022年
- 「日本の言葉×現代アート いんすぴVol.3」 (パークホテル東京)
申込・販売・発送に関して
- 会場優先 申込期間
- 2025-07-18 13:00 〜 2025-07-21 12:00
- オンライン 申込期間
- 2025-07-21 13:00 〜 2025-07-27 18:00
- 作品発送日
- 2025-07-28 〜
- K.aL【カエル】販売開始日時
- 2025-07-28 13:00 〜
- 購入方法、決済に関しての詳細は購入申込についてをご確認ください
- 諸事情により日程の変更をさせて頂く場合もありますのでご了承ください
- 記載の時間は目安となり前後する場合がありますのでご理解ください