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林 ホノカ

2023.02.02

奈良県生まれ。両親の影響で海外とのつながりが身近にある環境で育つ。 しかし10代になってから幼少期に海外で向けられたジェスチャーが差別的な意味だった事に気付きショックを受ける。 モチーフとして多用する〈お面・仮面〉は古来から神や精霊・動物の神格などが宿るとされ、 日本を含め世界各国で親しまれ続けている。 同時に、自身の葛藤のひとつとも考えられる 顔の作り・表情・人種・性別などの視覚的要素を隠す。 作品は主に、半立体的な独自の手法で制作。平面でもなく立体でもない、二次元(キャラクター)でもなく三次元(人)でもない。 どこにも所属できない・させられない空間を作り出し、自身のようにはみ出した存在を描く。 同志社女子大学卒業。 中村佑介イラスト教室1期生。 おもちゃ・雑貨の企画デザイナーとして勤務後、作家活動を開始。 現在は作品制作・デザイン業を中心に国内外の展示に参加。